fc2ブログ

- welcome -

ガレット・デ・ロワ

 
1月6日の公現祭に合わせて
 ガレット・デ・ロワを焼きました。


別にキリスト教徒ではないですけれども
 機会あらばお菓子を焼くのが山タヌキ。



2024010601.jpg


ほい、パイ生地。


本来はフランス式の折り込みパイ生地が用いられるのですが

大変めんどうくさい工程が必要なので
 イタリア式の練りパイ生地を用意しました。

しっかりと冷やしておきます。


2024010602.jpg


中に詰める用のアーモンドクリーム。


無塩バター、粉砂糖、玉子、アーモンドプードルを同量ずつよく混ぜ

お好みでバニラエッセンスとラム酒を少々。
こちらも冷蔵庫で30分以上休ませておきます。

パイ生地もクリームもしっかりと冷えたらば。


2024010603.jpg


4等分したパイ生地を
2.5mmくらいに薄く伸ばし
アーモンドクリームを中央に形良く乗せて平らにし
 フェーブの代わりにセミドライのリンゴを1片。

フェーブというのは陶製の小さい置物。


ガレット・デ・ロワの中に入れ
切り分けた時に、これが入っていた人は
その一年を幸運に過ごせると言われる
 まぁ言わば『当たり』。

当たりを引いた人は紙製の王冠をかぶり
 皆から祝福されます。



さてさて。


2024010604.jpg


アーモンドクリームの周りに薄く水を塗り
 同じく薄く伸ばしたパイ生地を被せます。


中の空気を抜きつつ上下をしっかりくっつけて
 また冷蔵庫で1時間ほど休ませます。


しっかりと冷えたらば。


2024010605.jpg


クリーム部分より一回り大きくパイを切り取り
端を指で押さえつつ
 包丁の背で小さく等分に跡を付けていきます。


たぶん、しっかりとパイ生地をつっくける為と
 あとで模様を描くときの目安として。


2024010606.jpg


そしたらば、上下をひっくり返します。


そして裏漉しした卵黄を丁寧に塗ります。

1度塗ったら15分冷蔵庫で乾燥。2、3回繰り返します。


さて、ここからがガレット・デ・ロワの最も大事な工程。


やり直しの出来ないお絵描きです。


よく切れる包丁の先端で
卵液の部分だけを削る程度に
 フリーハンドで模様を刻みます。


浅すぎると模様が上手く浮かび上がらず
 深すぎると焼いた時に中のクリームがあふれ出して台無しに。


からんとは絵心が無いので
前回はこの工程で諸々失敗し
 不細工なただのアーモンドパイになりました。


2024010607.jpg
2024010608.jpg


2種類描きましたが、今年は一昨年より上達したんじゃないかな!?


 模様の邪魔にならないように
つまようじで何ヶ所か空気抜き用の穴を開けます。



あとは焼成。


200℃で20分ほど焼いて表面に焼き色が付いた頃合いで
1度オーブンから取り出し
平らに焼き上げる為に重石を入れたパイ皿を上に乗せ
 さらに190℃で30分。


全体に火が通ったらば、重石をはずし
 刷毛でシロップを塗ってあと10分。


表面がパリパリのキャラメルになったら完成。


2024010609.jpg


ガレット・デ・ロワ。


味はいたって素朴。

サクサク生地と、ふわふわフィリングの
 優しい甘さのアーモンドパイ。


2024010610.jpg


模様ごとに意味があり、これは『生命力』の太陽。


2024010611.jpg


こっちは『栄光』の月桂樹。


2024010612.jpg


幸福のひと切れをお裾分け。




さて。


今年はぼちぼちブログを再開していけたらなぁ
と、思っております。

ブログを休止しないといけないような
何かしらが起こらないことを祈るばかりです。


皆様の一年も平穏なものとなりますように。


今年もよろしくお願いいたします。

(_ _)m
 
 
 
スポンサーサイト



profile

からんと

Author:からんと
  
自然と食を愛する
山奥住まいの緑のタヌキ♀

しかし某カップ麺は
赤いきつねの方が好き。

twitter → @yamatanupon

calend archive

search

what's new

category

月 (6)