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金銀花酒

 

ビン詰めシリーズ連続3更新。


今年はね
 花酒しか作ってないのですよ。


薬用ハーブチンキは色々と作りましたけれども。


飲む用の新作は花酒2種類だけ。



2014113000.jpg


あとは
アキグミの実が大きかったので
 来年の補充用のアキグミ酒を。


もう、今年を振り返れるほどに
2014年は過ぎ去ってしまったのですねぇ。
(遠い眼)



さて。



スイカズラは
 生薬になると忍冬となります。


秋から冬にかけて
葉と茎を採取し
 細かく刻んで天日干しにします。


忍冬をお酒に漬けた忍冬酒は
徳川家康が愛飲し
長寿に一役買ったと言われるほど
 薬効豊富な健康薬酒。


でも葉っぱと茎って絶対苦いよね?



スイカズラでもう一つ。



初夏の開花の時期に
咲いたばかりの白い花と
今にも咲きそうな蕾を採取し
風通しの良い日陰で乾燥させると
 金銀花という生薬になります。


スイカズラの花は
英名でハニーサックルと呼ばれるように
 蜜を含み、甘い香りのする花。


加えて
金銀花の効能は忍冬とほぼ同じで
さらに金銀花の方が抗菌作用は優れていると言われています。


昔々の中国のお姫様が
 美容の為に飲んでいたとか。


うん、こっちだな。



スイカズラは夜に咲き
蛾によって受粉されると
 白い花が黄色くなります。


だから、悪い虫に汚されるその前に。


夜も明けきらぬ早朝に
清らかな乙女たちが
姫さまの為に蕾を一つ一つ集めるのですよ
 きっと。



そんな妄想を掻き立てる香りに包まれつつ
 花を採取。



2014113002.jpg 


家の近くのスイカズラが
 採ってくれと言わんばかりに繚乱で。


昼も近い時間に
地べたに座って
隣にワンコを侍らせて
 プチプチと。



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干すと蜜がなくなってしまいそうなので、生のまま。


花の蜜の甘みに期待して
 無糖で漬けてみました。


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花酒なので短めに熟成。


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む、予想以上に薬っぽい。
そして苦みが。
とても薬酒らしい味と言えばまさにそれ。


けど、無糖なのにしっかり甘い。

これがスイカズラの蜜の味ですかぁ。


お姫様というよりも
 虫の気分を味わえるお酒かもです。


あー、花を摘んだのが山タヌキなのが要因ですかねぇ。



お酒の香りも、ただ嗅ぐと、すごく・・・
なんだろう。
なんて言えばいいんだろう。

なんか
大正時代からありそうな
仁丹の類似品みたいな、におい?

 ですが。
飲んだ後!

口からあのスイカズラのフローラルな芳香が!


これが世に聞く
「かの国の姫君と語らえば、その吐息花の如く芳しく」
ってやつですか!


なるほど。

これはお姫様のお酒です。

薄めのレモネードで割るといいかも。



んー、でも山タヌキとしては
良い匂いのする美人になれるお酒より
 ツマミのすすむ美味しいお酒が好きですなぁ。
 
 
 

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山桜の花実酒


桜の季節
散歩に小瓶を携えて
 あっちでコソコソ
 そっちでコソコソ。


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花泥棒に勤しみまして。


主にヤマザクラ系のサクラさん。


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少量の氷砂糖とホワイトリカーに漬けまして。



実の季節
 また犬と小瓶を連れてお散歩に。


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今度は実泥棒。


実の大きいオオヤマザクラさんのお世話になりました。


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今年は実の数が多くて、粒が大きくて
 いっぱい集まりました。



一度ろ過した桜の花酒に
砂糖と酒を足して
 実も加えて。


あとは待つこと数か月。


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上質のガーネットを溶かしたような紅になりました。


2014112906.jpg 


10倍くらいに薄めるとこんな色。



サクランボの香りの中に
 ほんのりと桜の花の香り。


味は結構ストロング。


ストレートではきついですね。
何かと割って色と香りを楽しむべきお酒です。


チェリーコーク好きとしては
 コーラで割りたいですな。



ヤマザクラの実には
抗酸化効果があることが
 最近の研究でわかってきたんだとか。


抗酸化。
アンチエイジングですな。



日焼けた肌にも効果があるといいなぁ。

 
 

草木瓜蜜



ボケ酒は
去年仕込んだのがほとんど減っていないけれども。


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ボケの実が甘い香りで誘ったのです。


2014102102.jpg 


ので、ついつい。



ボケの実に含まれる大量のクエン酸は
疲労回復にとても効果的。


出来ればそれを
アルコール以外で、熱で壊すことなく
 抽出する方法はないものかと。


思い付いたのがハチミツ漬け。


調べてみたら結構みなさん作っていらっしゃる。


では、さっそく。



2014102103.jpg 


ボケの実を半分に割って、種を取り出して
薄くスライスして、ビンに入れて
 たっぷりのハチミツを加えます。


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毎日フリフリして
1週間くらいしたら漉して
 できあがり。

こんな感じなのを4回ほど作りました。


内1つを
うっかり3週間くらい放置していたら
 発酵が始まってしまいました。


折角ノンアルコールを求めていたのに
ミードの香りが!


まぁ、あまり気にせず
 水で薄めて飲むわけですが。


味は、ホームメイドのデカビタって感じ。
ノンアルコールなのでお子さんでも飲めますな。



で、その効能。


個人による差はもちろんあるかと思いますが
からんと家では全員
 寝付き&目覚めがすこぶる良くなりました。


日頃、布団の中でPCしながら寝落ち

目覚ましが鳴った記憶は毎朝ない寝汚い山タヌキが
枕に頭を置いたとたんに就寝

目覚ましが鳴る5分前に起床。

そして二度寝の誘惑に負けることなくスッキリ動ける!



からんとよりも朝に弱い夜行性&低血圧の母が
いたくお気に入りです。


来年からはボケ酒は作らせてくれないかもしれないほど
お気に入りです。



あ、でもですね。


風邪の後の筋肉疲労とか
筋肉痛とかには
 お酒の方が効果ある気がします。


きっとお酒と蜜をブレンドしたら
 最強になるのではないかと思うのです。


今度、風邪で寝込んだら
人体実験してみようと思います。
 
 

重陽のタンポポ酒


昨日の中秋の名月に引き続き
本日は重陽にございます。


重陽の節句と言ったら菊花酒です。

邪気を払い長寿を願うお酒を頂くのです。

しかし、現代社会において
 重陽の節句はとてもマイナー。


正月(1月1日)
雛祭り(3月3日)
端午の節句(5月5日)
七夕(7月7日)にならぶ五節句の1つなのに
中秋の名月の方がイベント力が強くて
スーパーでもあまり特集してくれないのです。


食用の菊花が売っていないのです!
(↑つまりはそれが言いたい)


からんとの地方では
10月になると少し見かける程度ですねぇ、食用菊花。
しかもなかなかに良いお値段。



ここ数年は毎年
菊花酒に想いを寄せてはいたのですが
なかなか遂げる事叶わず・・・。


そんな時に出会ったのが密造・・・ゲフン。
・・・イギリスの伝統的なダンデリオンワインだったのです。


キク科だし。

黄色いし。
身体に良いし。
タダだし!


そんなこんなで
発酵も終了し
ビンの蓋を夜中に3度ほど吹っ飛ばしつつ発泡もおさまり
熟成したタンポポ酒がこちら。


2014090901.jpg 


タンポポと氷砂糖を焼酎に漬けたお酒は苦甘いけれど
タンポポの酵母で作ったお酒は苦みは全く無く
甘いけれども飲み易く
タンポポの味と香りもちゃんとする
 素敵ハーブワインになりました。


2014090902.jpg 


家族みんなでちょっとずつ頂きました。

これできっと
今年の残りも元気に過ごせるのです。


  

ダンデリオンワイン


本日、以下の内容は悪い大人のイケナイ遊び。

20禁です。


良い子も悪い子もマネをしないように。


スルースキルのない真面目な大人は
 これ以上読んじゃダメ。


悪い大人は自己責任で。
見て見ぬふりでニヤニヤしながらどうぞ。



さて。



新月となる日の正午きっかりに
花びらだけを2ポンド摘み取って・・・
と、
本職の魔法使いじゃないと
 不可能な作り方が存在するような物を作ってみようかと。


残念ながらタヌキが化けただけの偽物の魔法使いなので
普通の人間の、しかも素人でも作れちゃう
 親切なレシピを参考にさせて頂きました。



はい、たんぽぽワイン作るよー。



まずはタンポポの花を3.6リットル集め・・・
リットル!?
体積!?
そして3.6はすごく多いな?


とりあえず散歩がてら小1時間ほどプチプチ。


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しかし
摘みまくっても罪悪感の起きない花ですねぇ、タンポポ。


キレイなんですけどね?

でも雑草なんですよね。


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空になった牛乳パックで計ってみたら
 ちょうど1リットルくらいでした。


良く良く洗い、ゴミと虫さんにバイバイします。


2014060602.jpg 


洗ったタンポポの花を鍋に入れ
花と同量(1リットル)の熱湯をかけ
 フタをして一晩放置。


2014060603.jpg 


一晩たったら花をザルで漉し
 タンポポエキスの出来上がりー。



そこに砂糖をどっさり・・・えーと
 1350gを3.6で割って・・・375g。


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薄く剥いたレモンの皮とオレンジの皮、各半個分。

ショウガを半片加えて
 30分ほどぐつぐつ煮込んで、


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再びザルで漉して
23℃くらいまで冷めるまで半日ほど待ち
ライ麦パンを浮かべ
その上にドライイーストを少々盛って
雑菌が入らないように、でもイーストが窒息しないように
フタをして2、3日、暑すぎない場所で放置。

かもせー。


この為にわざわざ焼いたよ、ライ麦パン。


毎日朝晩2回ずつ混ぜろってレシピもありましたが
触るなってレシピもあったので
 間を取りました。


気になった時だけ気分で突き回したよ!



3日後。



2014060607.jpg 


フタを外すとすでにアルコールの香りが!
 後にほんのりイーストの香り。


白っぽいのは、泡です。

発酵して炭酸が出来た、その小さな気泡です。


しゅわしゅわ音がするですよ!



ちょっと味見。


おぅ、めちゃくちゃ甘いけど
これは最早シャンパン。
結構な強炭酸。


密造酒!密造酒!!


2014060608.jpg 


2次発酵の済んだ液をガーゼで漉し
 消毒したビンに入れます。



本当はコルクで密閉して
ガス抜き?みたいな器具を取り付けるのですが
 そこまで本格的な器具は持ち合わせていないので。


軽くフタをしただけで
 ガーゼを被せてホコリ除けしておきます。


ガス抜き無しでガラス瓶に密閉すると
 ある日突然爆発したりするらしいですよ。


イースト炭酸すげー。恐ぇー。


密閉じゃない容器なのに
 炭酸が抜けないってすごいですねぇ。



あとは待つこと数か月。


上手くいけば、発酵が終わり
 オリが沈み、液が透明になるそうで。


そしたらコーヒーフィルターで濾過し
保存用のビンに詰め替えて
とりあえず完成。


そこからまた数か月から1年ほど熟成させると
さらに良いお味になるそうな。



大人の遊びはスパンが長いな!


それが楽しいと思うようになってしまった
もうそんなに若くない山タヌキです(^_^;)


上手く透明になったら、半年後にまたご報告。
<(_ _)>


 

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からんと

Author:からんと
  
自然と食を愛する
山奥住まいの緑のタヌキ♀

しかし某カップ麺は
赤いきつねの方が好き。

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